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融雪製品について
融雪装置について
弊社では融雪ヒーターとヒーター制御装置の開発に取り組んでいます。
主にロードヒーティングと呼ばれる分野に属するもので、ケーブル状のヒーターを
地表から約70mm程度の浅い地中へ埋設し、そのヒーターの発熱によって 地表温度を
上昇させます。この作用により地表に降り積もる雪や雨水等による凍結を 抑制したり
消雪を促すことができます。
このシステムは一般的に普及しているものですが、ランニングコストが高く設置しても
使用頻度が少ない、または、未使用のまま放置されることが多くあります。
システムを有効利用するためにはランニングコストを軽減する必要があります。
根本的に省エネさせる為には、材質を変える必要がある為、弊社では炭素繊維という
材料を選定し、発熱の検証をしてみました。
その結果、消費電力がニクロム線と比較して、約20%程度の削減効果があると
わかりました。(弊社独自検証による結果)また、遠赤外線の発生が良く対象物との
波長が合致すれば、より発熱効率が良くなる傾向が見られます。
しかし、繊維状の炭素はケーブル状に加工することが難しく、断線やピンホールによる
漏電等の問題があります。弊社ではシースの材料や加工方法を工夫し、試行錯誤の末、
製品化することに成功しました。
現在、少しずつですが、実績を伸ばして、融雪装置の普及や開発の向上に努めています。
試験施工、設置事例の紹介
弊社敷地内 試験施工 ヒーター通電時のサーモ
弊社敷地内 施工時写真 通電時の融雪状況
制御装置 雨センサー
制御装置内実装基板 基板の防湿処理
設置事例 その1 設置事例 その1 ヒーター敷設時
制御装置内部 遠隔操作盤